白髪に対するパーマのお話。 | ガンダムネタ♪ 
FC2ブログ
    2017-12-21 | カテゴリ:☆美容仕事の話
    この記事は、美容師向けのお話です。
    関係ない人は、「何言ってんの?」ってなります。

    でだ、これは、僕の理論なので、違う理論の方は、それでいいと思うので、変なツッコミはナシの方向でお願いします。

    文章だけの記事なので読み飛ばしてください。
    (実は、ある美容師個人へのアドバイスとして書いたんだけど、LINEじゃ長文になりすぎるので、記事にしただけだから…)



    ではm(_ _)m

    ではでは、始めます。


    ~まず白髪とブリーチ毛の性質の話~

    白髪はパーマがかかりにくいよね?
    これは、思うにメラニン色素のメラニンタンパクがない分、堅いたんぱく質が多くて、髪自体が堅い。その為、かかりにくい、染めにくいって事だと思うのね。
    この場合のかかりにくいは、薬が作用しづらいとなります。
    だとしたら、対処方法は、
    ①強い薬
    ②放置時間を長め
    ③ロッド細くして、かかりを助ける
    となるんだけど、③だけは意味合いが違う。
    ①と②は、あくまでも軟化を促進させるための行為。
    ③は、どうせ軟化しないんだから、よりオーバーな形状を出そうとする行為なわけ。

    で、話変わって、今度はブリーチ毛。
    ブリーチ毛もパーマかかんないわけだけど、ご存知の通り、これは、薬が効かないんじゃなくて、効き過ぎちゃう…もしくは、作用するための素材が不足してるってなります。
    じゃ、対処方法は、
    ①弱い薬を使う…主にアルカリのね
    ②放置時間を短め
    ③ロッド大き目
    ④前処理をする
    って事になるんだけど、実はここに落とし穴。
    弱+弱+弱では、作用しなさすぎなわけ。
    ここで、何かやってあげないとダメ。
    なので、今回僕の提案で、③を真逆にして…ロッド細めとしたわけ。
    で、もともと作用するための素材が不足している(もしくはない)わけだから、④の前処理がいることになります。
    でだ、この④前処理は、2種類あって、「素材を+」行為と、「かかりを妨げる」行為とに分けられるわけ。
    なので、前処理に使うトリートメントの性質をきちんと見極めないと、①と②で、弱めた事で、成り立ってる条件が、さらに弱めちゃうことで効かない…という事に陥りやすい。

    よって、
    ①弱い薬
    ②放置時間半分
    ③細めのロッド
    ④薬を邪魔しないトリートメントで前処理
    とするとよいかと。



    では、ここから本題。
    根本が白髪の新生毛で、毛先がブリーチ毛の場合。
    これは大変難しい。
    方法としては、状態をそろえるって事になるんだけど、
    白髪はただでさえかからない…ブリーチ毛は作用し過ぎちゃう…じゃ、どっちにそろえるの??ってなるわけ。


    4つの選択
    ①そもそも、そろえずに…根本かからない事を承知でそのまま、毛先のブリーチ毛に合わせてかける。
    ②こちらもそろえずに…毛先が傷む(かからない)事を承知の上で、根本にパーマが入る様にかける。
    ③毛先にかかりにくくなる前処理をして、かかりにくい新生毛の白髪に合わせ、かかりにくい髪と認識して、かける。
    ④根本の新生部分のブリーチを先にして、状態をなるだけ毛先にそろえ、ブリーチ毛としてかける



    ①は根本絶対かからないよね? この方法は根本までかけないようなスタイルに有効。
    で、②はさすがにやらないから、③に移行すると思う
    で、僕の提案は④ね。

    ③は確かに一番、傷まないんだけど、決して簡単ではないという事。毛先の傷み具合の読みが外れたら、危険だし。そもそも、その新生部分…染めるでしょ?
    となると、④で、先にブリーチして、状態をそろえておいて、ブリーチ毛対応でかけるのが一番理にかなってない?って思うわけ。

    でだ(←2回目)、この事を、お客様に確認するわけ。
    ご年配の方で、パーマもブリーチもするって、相当、おしゃれ好きだよね?だったら、きちんと話して、今後の方針を決めた方がいいわけ。
    「白髪が相当かかりにくくとれもしやすい事」
    「ブリーチ毛がホントにパーマが難しい事」
    「それが混在している時は、そろえないと不可能に近い事」
    「カラーをいつするの?それはブリーチ??」
    「一番傷まない方法は、③だけど、ブリーチをどうせするなら、一緒だから、先にしましょう」
    …という話。
    もちろん、お客様の意見優先なので、「③でやって」って事ならそれに従う。
    大事なのは、その方と情報の共有をしっかりとしておくって事。

    これで、対処可能かな?と思います。

    でだ(←3回目)、最後にもう一個。
    もう一つの、「実は落とし穴」。
    傷んでる白髪って一番難しい…って話。
    これは、自宅での白髪染めバリバリの白髪も一緒。

    そもそも白髪の「かかりにくさ」と「取れやすさ」ってかなりの度合いだよね?
    で、ブリーチ毛の「それ」もかなりだよね?
    その両極端のものが混在してたら、どっちかに合わせればいいって書いたんだけど、じゃ、かかりにくい髪が傷んでる場合は????

    実はこれが一番困難。
    傷んでるからって、力を弱めたら、かかんない。すぐとれちゃう。
    どうする??

    パーマがかからない理由を考える。
    白髪は、薬が作用しにくい…何が??
    アルカリ剤が効かないから開けない。
    還元剤も効きにくいから、シスチン結合を切ることも難しい。
    じゃ、純粋に強い薬??それは髪の表面…キューティクルを破壊するだけで、やっぱり中身に作用するのは少なくなっちゃう。
    じゃ、どうするの?ってのが、ちゃんとした還元はあきらめて、形的に無理させちゃいましょって事で…「ロッドを細くする」でした。

    じゃ、傷んでる髪…それもブリーチ毛は??
    アルカリ剤の必要がない。
    シスチンを切るだけ。

    …という事は、アルカリが低くて、還元力は普通の薬がいい?
    いやいや、ここにも落とし穴。
    シスチン結合するためのたんぱく質自体がが不足…。

    むむむ。
    じゃ、白髪のあるブリーチ毛は???
    そもそもブリーチはメラニンの為にするよね?
    それがない白髪は、中身不足してんの??
    …これは場合によるわけです。

    じゃ…、
    傷んでてヤバいブリーチ毛は「黒髪」だった部分で、
    白髪自体は、あんまりブリーチ毛ほど傷んでないわけ??

    …その可能性が高いわけ。


    どうする???
    これは、白髪の量で決めましょう。
    白髪が多い場合は、それなりに傷んでる白髪対応のパーマで。

    白髪より黒かった髪のブリーチ毛の方が多い様なら、そちらに対応させて。

    要は、多い方がいい感じになってる方がより効果が出るって事ね。

    あーこれで、ほぼほぼ解決かな?
    とにかく白髪って、どうゆう状態にあっても困難が付きまとう事は確実。
    その「素材さん」との 「読み合い」 だね。
    負けない様によく分析して入りましょう。
    ノート取っておくといいかも?



    という感じで、思いつくまま書いてみました。

    ここでまとめ。
    「分析」すること大事…で、その「分析」の為には、「データ」が多い方がいいわけ。
    なので、僕はもう経験が長いから、結構なデータが集まっているんだけど、これからの まきらいとは、「勉強」と「練習」と「実践」と、「経験値の高い人からのアドバイス」で解決してくしかないわけね。
    その手助けは それなりに僕もできるし、お店の先輩にも聞けるよね?
    いっぱい…「年の多い人達」から、データをもぎ取っちゃいましょう!!




    以上です。

    なが!!

    関連記事
    スポンサーサイト




    管理者のみに表示する

    トラックバックURL
    →http://rx7802g.blog.fc2.com/tb.php/1641-28d7c071