忠さんの作成記…紫電改 02 | ガンダムネタ♪ 
    2015-11-23 | カテゴリ:戦闘機
    今回も、紫電改についてです。

    ウンチクその②


    “ズングリ”したシルエットの紫電改って機体自体にはあんまり興味ないんですが
    それでも零戦に次ぐ位、キット持ってます。

    その理由として…。
    ①旧海軍の正式採用機で最後の戦闘機(対戦闘機)である事
    ②性能的には旧海軍では最強と言われていて、(一応)“零戦の後継機”と言われていている事
    (結局、零戦絡みなんです。但し、紫電改は、航続距離が短いので零戦→艦上戦闘機、紫電改→局地戦闘機と分類上で厳密には、後継機とは言いにくい)
    ③何と言ってもベテランパイロットを集め作られたと言われる第343航空隊(2代目)のネームバリューがある事
    …に尽きます。(ミーハーです!)


    まずは、コンパクトに纏められているキットの箱に書いてある解説。
    13492.jpg

    アオシマの箱より…。
    あんまり正確な知識ではないですが、
    紫電改を作った川西は、それまで海面から発進する水上機の傑作を生み出したメーカーであり、現在でも新明和工業として世界最高水準の飛行艇を作ってますが、紫電改の全身にあたる紫電を作る迄は陸上機の経験は、余り(全く?)ありませんでした。


    紫電改は、元々 川西が作った「強風」という水上戦闘機(日本だけの機種)があり、
    その空戦性能が良く「これを陸上機にしたら?」という発想から「紫電」が開発されます。

    しかし、陸上機製作の経験の少ない川西。
    その為「紫電」は、脚部に欠陥を抱えるなど、様々なトラブルに見舞われます。


    そこで、もう一度設計から見直そうと作られたのが「紫電21型」通称「紫電改」です。
    21型と言われますが、主翼がほぼ一緒なだけでシルエットも全く違う別の機体に生まれ変わりました。


    …それまで海軍の主力だった零戦(1000馬力級)は、2000馬力級の連合軍の戦闘機との間に、性能差が出て苦戦を強いられます。
    結果、制空権を握られるようになって来ており、2000馬力級で「自動空戦フラップ」搭載の紫電改の登場は歓迎されました。


    しかし、いかんせん…量産をするにはまだまだ時間がかかること、
    新鋭機に付き物のトラブルなど問題か山積みの状態でした。


    そんな紫電改に“白羽の矢”を立てたのが、「源田実」と言う航空畑を歩んで来た方です。
    彼自身日本の飛行機の黎明期飛行機に乗り込んで各地で曲芸飛行を行い“源田サーカス”(…あの板野サーカスのモトネタ!)として活躍。
    その後、指令部参謀を歴任し出来ました。


    そんな彼(この方、色々言われてまして賛否両論有るんですが、ここではあんまり触れません)の理論によると、
    「制空権を確保することが各戦闘の勝利に繋がる」と言うものであり(超意訳)
    その為に高性能の戦闘機を集中使用する事を提言します。


    本来なら、ベテランパイロットが少なく、どこの隊でも希少な紫電改が欲しい状況で
    「対戦闘機の精鋭戦闘機隊」の開隊など不可能なのですが、
    彼の政治力でそれを可能にし、そして出来たのが 第343航空隊(2代目)です。


    第343航空隊(2代目)…(隊員からの名称募集により通称“剣部隊”)は、
    3つの戦闘機隊(これも募集により通称「維新隊」「天誅隊」「新撰組」、と1つの偵察隊(通称「奇兵隊」)からなり、
    特徴として…

    ①情報の重視
    ②編隊空戦の徹底
    4機(2機、2機)での空戦の重視。
     日本軍は、3機編隊が基本で徐々に4機編隊になりつつあったが不徹底
    ③飛行機間でのコミュニケーションの確保
    それまで海軍の戦闘機が搭載していた無線機の性能が悪く
     コミュニケーションは、紙に手書きか、手話がメイン
     …空戦時には無理
    ④ベテランパイロットの集中使用
    但し、これには異論があり、
     確かに指揮官は、ベテランパイロットが採用されているが
     大半のパイロットは、まだまだ“ヒヨッコ”の部類に入り、
     他の隊とそれほど変わらなかったと言われてます。


    …等があけられます。

    そして、この航空隊を最も有名にしたのが
    昭和20年3月19日に、四国松山で行われた大航空戦です。

    負け戦の続いている戦闘の中で久々の“大勝利”
    (これについてはまた今度)
    また、その模様を松山市の多くの一般市民が見ていた事もあり
    それが語り次がれ、やがては「紫電改の伝説」に繋がったと思います。


    …実際、私もその1人なんで…。


    そして戦後70年も経つといろんな文献も出てきます。
    紫電改、あるいは343空(2代目)について、わりと本読みましたが…

    13504.jpg
    現在、これ読んでます。

    紫電改も搭載したエンジンの開発記です。
    「このエンジンに全てを掛けた為に戦争に負けた」と言う人もいるくらい…いわく付きのエンジン。
    何故あれほどトラブル続きで、飛行機の稼働率を下げたのか?
    その背景に迫っているようです。(まだ読みかけ…)


    13506.jpg
    前々から読もうと思っていてやっと手に入れた!

    空戦は、戦果確認が難しいのが常。
    この本は、343空の戦闘記録を日米の記録と生存者の証言から纏めた力作です。

    …3月19日の空中戦…実際の戦果は?
    …良くも悪くもショックを受けるそうです。
    それが怖くてまだ読んでません。


    …以上、ウンチクを終わります。
    (書きたいことまぁまぁ書けました。伝わったかな?)



    もう少し時間を置いたら
    今度こそ本当に紫電改製作送ります。


    確かに日本の戦闘機の中では強力な戦闘機の1つですが、
    燃料のオクタン価が低い事もあってか、
    当時のアメリカ軍の戦闘機と比べると速度も遅く、高空性能でも劣ってます。
    それくらい工業力に差が出てしまってるんです。

    また、高速になれば成る程、空中戦の仕方が格闘戦から一撃離脱の方法になり
    日本の戦闘機の特徴である前者のような空中戦がなくなって行ったようです。
    そんな中で、紫電改及びそれを操るパイロットの健闘は、光るものがあります。





    …では紫電改、作成に入ります。


    まずコクピットからの製作になりますが、組立図で見たとおりハセガワ製はあっさりし過ぎです。
    そこで、パイロットを乗せる事にします。


    13511.jpg
    左がハセガワ、右がアオシマの物。
    今回、モールドがしっかりしてるアオシマのものを使います。

    13513.jpg
    色塗ってスミ入れ。
    この後はみ出た黒をメンボウで拭き取り、
    つや消しのトップコートで!

    …ってやったんですが、トップコート…筆で塗ったら色が滲みました。


    乾燥を待って
    「塗り直し!」って思いましたが、
    黒がおとなしくなって良いと思い、シルバー部分だけ塗り直しました。


    13517.jpg

    13518.jpg
    こんな感じ…。



    今回は以上です。




    ●忠さんが作るキット(1/72)
    1/72川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改


    1/72 真・大戦機シリーズ No.13 紫電改 (初期型) Ver.2


    塗装関連
    Mr.カラー特色セット CS668 川西 N1K2-J 局地戦闘機 紫電改 用 カラーセット
    【アオシマキット用風防マスキングシート】1/72 紫電改

    ●その他の1/72紫電改
    1/72 真・大戦機シリーズNo.10 川西 紫電改1
    1/72 真・大戦機シリーズNo.11 川西 紫電改2信濃搭載機
    1/72 真・大戦機しりーず No.12 川西 紫電改 爆裂弾搭載機
    1/72 エース列伝シリーズ No.8 川西 紫電改 第343 航空隊戦闘701 「維新隊」

    紫電改キット(アマゾン)
    その他のスケールはここに。




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